初めてのデジカメ。GR Digital IIとの出会い。
こんばんは。桜 秋人(akiton58mm)です。
今回は僕が初めてカメラを買った時の話です。
(RICOH GR Digital Ⅱ)
自己紹介の記事にも書きましたが、僕の最初のカメラは(子供時代の写ルンですを除けば)コンパクトデジタルカメラ、いわゆるコンデジと呼ばれるものでした。
その頃はCanonのIXYやSONYのCyber-shotなんかが人気で僕もコンパクトなカメラを探しにカメラ屋さんへ行ったのをよく覚えています。
カメラ屋さんへ行ったはいいものの、カメラのことなんて全然分からないのでデザインがかっこよくてパンフレットの作例が好きなものを探していました。
そんな中で目を引いたのがRICOHのGR Digital II というカメラでした。
クラシックなデザインと作例に心惹かれるものがあり、店員さんに話を聞くと熱心におススメされました。今思うと店員さんも中々のカメラ好きだったんだと思います。「写真を本格的にやるのであれば間違いない機種です!」と。
どうせ買うならそのくらいの方がいいと、もらったばかりのボーナスで購入しました。
でも、このGRD-2、ズームや手ブレ補正がないので初心者の僕には扱いが難しくて、失敗作を量産していました。
写真自体も「気になったものを何となく撮る」というスタイルだったので写真を見た友達に「何を撮ってるのか分からない」と大笑いされたのを覚えています笑
(例えばこんなのとか)
結果的に「いいカメラ買ったはずなのに何で上手く撮れないんだろう」という思いから他の人の写真を調べたり、シャッタースピードと絞りについてノートにまとめたりして写真の基礎知識を得ることになりました。
それにGRには魔法のような魅力があって、何を撮っても新鮮で、素敵な写真が撮れるんじゃないかとワクワクしながら撮り歩いていました。
残念ながら当時の写真は、ほとんど手元には残ってないし、カメラも手放してしまったのですが、写真を撮る楽しさを教えてくれた思い出のカメラです。
(RICOH GR Digital Ⅱ)
今はGR Digitalからセンサーの大きくなったGRへとモデルチェンジしていますが、また機会があれば手にしたいカメラです。
では、また。