「写真」という料理。
こんばんは、桜 秋人です。
せっかくブログを始めたのに最近は、あまり撮影が出来てないです。
こういう時は昔の写真を見たりして過ごしてます。初期の写真はどんなものでも被写体にしようと頑張っている写真が多くて初心を思い出させてくれます。
さて、「写真」に対しての考え方は人それぞれだと思いますが、僕は「写真」って「料理」にすごく似ているなぁと思っています。
料理は素材と調理。この二つで成立します。
素材という言葉は写真でも使いますが、デジタルで言うとデータですね。
そして、調理はレタッチなどですね。
料理と一口に言ってもたくさんのジャンルがあります。高級フレンチだったり、お母さんの作る家庭料理だったり。
写真にもそんな所がありますよね。
高級フレンチのような一流の写真が完成度が高いだろうし、多数に支持されると思う訳なんですが、家庭料理のようなどこにでもある写真が価値がないかと言うとそうじゃない。
そこが写真の面白いところです。
人の写真の撮り方に口を挟む人がいますが、自分のために撮っている人にとっては多分、大きなお世話でしょう。
料理でいうと「一人暮らしの自炊」みたいなもので何をどう食べてようが本人の自由だと思います。
ただ、「写真」を何かしらの形で見せる場合、料理を誰かに出すということですから、好き勝手出な料理をされた方はやっぱり意見の一つも言いたくなるでしょう。
見せる人のことを加味して提示していきたいものです。
また、素材とレタッチに関してですが、素材が良ければだいたい美味しくなるのは事実だと思います。
そこで、素材の味を最大限に生かせる人もいれば、失敗する人もいる。
逆にどこにでもある材料でも調理次第で美味しくしている写真もあると思います。
たくさんの方法があります。
素材が良ければ料理もたいだい美味しいですが、どこまで生かすかは料理人の腕。
写真もきっとそうなんでしょう。
自分が嫌いな写真がもしあっても誰かにとっては好きな料理かも知れない、そういう感覚を忘れないようにしたいです。
他にはジャンクフードのようなお手軽で派手、目に付きやすい、みたいな写真もあるでしょうけど、ジャンクフードが悪かというとそんなことないわけです。
ちなみに僕はハンバーガーが大好きです。
要は自分がどういう料理屋になりたいかというところが写真のスタンスを作っていくんじゃないかなぁと考えています。
「写真に正解はない」とはよく聞きますが、正確には「撮る人、見る人の数だけ正解がある」ということでしょう。
僕は例えるなら「町の定食屋」のような、たくさんのお客さんが来るわけではないけど常連さんがまた足を運びたくなるような写真を作っていくのが目標です。いつ食べても美味しく懐かしい家庭料理なんかもいいですね。
さて、みなさんはどんな料理を出してくれるでしょうか。お待ちしてます。
過去写真より何枚か。
どうです?また足を運びたくなりますか?笑
個人的には淡い写真が好きです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
では、また!