子供や猫の写真がブレるのを防ぐ撮影方法。
全国一億三千万人の可愛いものを上手く撮りたい方々、こんにちは。
僕も日夜、失敗写真を量産し、たまによく撮れた時には小躍りを欠かしません。
今回は「カメラを買ったばかり」「最近子供を撮り始めた」「猫を撮りたい」みたいな初心者の人に向けて僕の撮影方法をご紹介したいと思います。
子供はブレる
子供を撮るようになって感じたのは子供が動くという事。(当たり前だろって話ですが)
要は今まで絞り優先モード(A,Avモード)を多用していた僕としては撮影方法を変えなくてはいけませんでした。
このモードだと明るさが足りないとシャッタースピードが遅くなりやすく、子供の動きでブレてしまうからです。
同じようなパパさん、ママさんもいるんじゃないでしょうか?
マニュアルモードを使おう
そこで使っていただきたいのがマニュアルモード!
今回は初心者向けなのでとことん簡単に説明していきます!
カメラにもよりますが、だいたいは撮影ダイヤルに『 M 』と書いてあると思いますのでそこに合わせてください。
これでシャッタースピードと絞りを任意の数値に変えることが出来ます。
ISOはとりあえずオートにしときましょう。
まずはF2.8〜F4で
絞りはレンズによりますが、F2.8〜F4辺りで撮ってみてください。
(普通に撮るとこんな感じかな?)
ボカしたい場合はF値を小さく
一枚撮ってもっとボカしたければF1.8やF1.4で撮る。
(どこまでボカしたいか考える)
背景まで撮りたい場合はF値を大きく
ボケすぎてればF5.6やF8で撮る。
これでオッケーです。
シャッタースピード
次にシャッタースピード(SS)ですが、最低1/100〜1/500秒の速さは欲しいところ。
オートにしていてSS1/10秒とか1/60秒だとブレます。
(SSが遅いとブレる。)
室内や暗い場所ならSS1/100秒辺りで撮ってみてブレるようならもう少し数字を上げていきましょう。動きが止まる瞬間を狙うのも大事ですよ。
(子供でも猫でも狙っていきたいアクビのシーン)
日中撮る場合はSSが遅くなりにくいのでオートや絞り優先モードで撮っても問題ないです。
ただ、ちょっとブレた写真も躍動感があって楽しいと思います。
(スナップでよくやるスローシャッター)
その辺りは撮影者のセンスです!
ちなみに子供や猫を撮る際は
・動いてない場合はSS1/100秒以上
・動いてる場合はSS1/500秒以上
この辺りを基準に決めています。
(シャッタースピードが速ければ鳥もブレない)
もちろん、環境によって大きく変えることもありますけど。
マニュアルモードって使いにくいと思ってる人も多いと思うんですが、動くものを撮る時は非常に便利なので使ってみてください。
この方法のいい所はISOオートにしてることで露出はカメラに任せられるところです。
慣れてきたらISOもコントロールしていくと、さらに思ったように撮れるようになります。
でも、最近のカメラは優秀なので僕はISOオート多用しています。
補足として広角だとボケにくく、望遠だとボケやすく感じるのでズームレンズの場合はこの辺りも気をつけないといけませんが、長くなるのでそれはまた別の機会に。
では、また。