X-T2への移行を思い止まった話。
どーも、桜 秋人(@akiton58mm)です。
今回は「α7ⅡからX-T2への移行を検討したものの、とりあえず見送りになった」という話です。
非常に個人的な理由なので細かいスペック比較などはありません(笑)
ブログにはまだ登場しておりませんが、メインカメラはNikonのD750を愛用しております。
ただ、子供が産まれてから行動範囲や荷物の量が大きく変わりまして去年、SONYのα7Ⅱを購入しました。
ミラーレス一眼はやっぱり軽いですね。D750も軽い方なんですが、α7Ⅱ購入により、だいぶカメラが持ち出しやすくなりました。
重いカメラは正義なんて時代もあったと思いますが、今や軽くてもいいカメラがドンドン生まれる時代になったと思います。
ブログのタイトルにもあるように僕は「日常」というテーマを大事にしていまして、そのためにはいつでも手元にカメラがあることが理想なんですよね。
α7Ⅱを購入した理由としては
- フルサイズなのに軽い
- オールドレンズがたくさん使える
という部分が非常に魅力的だったからです。
現行レンズだけで考えるのならば必ずしもフルサイズでなくてもいいのですが、オールドレンズの持ち味である周辺減光やグルグルボケをたっぷり感じたくてフルサイズを選択しました。
ですが、人間とは欲深いもので、しばらくα7Ⅱを使っていると「いや、まだ重いなー」なんて思い始めちゃったわけです。
カメラ界隈ではFUJIFILMのカメラが評判が良くて他メーカーからXマウントに移行したユーザーさんも見受けられました。
FUJIFILMは現在、フルサイズのカメラを作っていないのでハイエンドモデルもAPS-Cとなるんですが、そのため機材の小型・軽量化が見込めるのでちょっと浮ついた心で調べてみました。
Xマウントのカメラもいくつか機種があるのですが、僕が気になったのは「X-T2」というモデルです。「X-Pro2」もかっこよかったんですが、利き目が左なので除外しました。(X-Pro2はファインダーが後ろから見て左側にあり、右目で見る人の方が使いやすい設計になっていると思います。)
[rakuten:mapcamera:10813235:detail]
(X-T2。かっこよい)
ここで僕のポイントとなってくるのが
- 持ち歩く機材が軽くなるか
- 常用レンズをどうするか
という部分です。
ある程度の画質・機能をキープしつつ、気軽にスナップが撮れる、というのが僕の理想です。
まず、重さから比較してみましょう。
・α7Ⅱ 約599g
(バッテリーと”メモリースティックPROデュオ”含む)
・X-T2 約507g
(付属バッテリー、メモリーカード含む)
やはりセンサーサイズの違いもあって、ややX-T2 のが軽いですね。
レンズもAPS-C用の方が軽くなるでしょうから少しでも軽くしたい僕としてはやはり魅力的です。
加えてX-T2の操作性やレンズ側でも絞りを変更できる点なども良かったです。
あと、SONYのレンズはあまり持っていないのですが、Eマウントのレンズと比べるとXマウントのレンズは安いものが多いです。今後、サブ機のレンズを増やしたい場合、Xマウントの方が手が出しやすいですね。
次に常用レンズをどうするか、ということですが、僕が好きな画角は換算35mmでα7Ⅱでも「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z」というレンズを付けっぱなしにしています。
(Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z)
これが小さくて軽くてありがたいレンズなのですが、Xマウントだとどうでしょうか。
「フジノンレンズ XF23mmF2 R WR」というレンズが同じような使い方が出来そうです。
(フジノンレンズ XF23mmF2 R WR)
というわけで、ボディと合わせた重量比較がこちら。
α7Ⅱ + 35mm F2.8
599g+120g=719g
X-T2 + 23mm F2
507g+180g=687g
【お詫びと訂正】
上記の組み合わせでα7Ⅱの方が軽いから止めたって書いたのですが、完全に計算間違いでした。申し訳ありません。やっぱりAPS-Cの方が32g軽かったです。
twitterでも色々アドバイスいただいて他にも検討した点はあるんですが、とりあえず今回はそんな理由で買い替えは見送りました。どちらもいいカメラだと思いますよ、ホントに。
僕は既に持っているので今の機材で行こうと思いましたが、α7ⅡとX-T2 というのは価格帯は似てるのに特長がだいぶ違うため比較しにくいと思いました。撮影者によってどちらが合っているか変わってくると思います。
余談ですが、そんな事を考えてる内にα7Ⅲが発売されましたね。バッテリーの分、ちょっと重くなってしまうんですが、今、ちょっと不満のある連写枚数が増えたり、サイレントシャッターが搭載されたりと魅力な機種になっていると思います。
悩みは尽きないようです。
では、また。